ゆかいな更年期!#6「肌トラブル Q&A」

#6「肌トラブル Q&A」

 女性チャンネル♪LaLa TVがお届けする、女性の元気を応援する情報トーク番組『クワバタオハラのゆかいな更年期』更年期を明るく前向きに考える同番組と連動して、『Go Women, Go!』でも更年期を乗り切るための様々なヒントを紹介していきます。
 第6回目のテーマは、更年期世代の女性たちが悩む、お肌のトラブル。番組では前回に引き続き、皮膚科医の平田雅子先生をお迎えして、肌トラブルの対処法についてお話を伺いました。

更年期に最も多い肌のトラブルは「乾燥」と「かゆみ」

 更年期前後になると「お肌のトラブルが増えた」という人が増えますが、平田先生によると、それは「今までよりも過敏になっているから」だそう。体内の女性ホルモンのバランスが変わる更年期は、言い換えれば「生理前の不調が長引くような状態」。たとえば生理前になると体がだるくなったり、頭痛がしたり、食欲が増進する人は、更年期になるとそうした症状が強くなり、生理前になると気分が滅入る人は常に具合が悪い状態が続いてしまう……。つまり更年期になると、「自分の弱い部分が強く出てしまうため」、様々なトラブルが表面化するのです。

 更年期に最も多い肌のトラブルは「乾燥」と「かゆみ」。これも体に潤いを保つことにも関わる女性ホルモン、エストロゲンの低下によって起きるトラブルのひとつです。「乾燥肌には、とにかくまめに保湿をすることが大切。皮膚がかゆくても掻いてはいけません。掻くと硬くなってしまうので、かゆいときは皮膚を冷やしてください」と、平田先生。また、かゆみなどの肌トラブルが出たときには引き算することも大切で、洗顔料を使わずに水だけで洗顔したり、体を洗うときに石鹸を使わないことなどで症状がおさまることもあるそうです。

 また、屋外との寒暖差が大きい時期は、特に体の抵抗力が落ちやすいため、かゆみに痛みを伴う帯状疱疹が出てしまう人も多いとか。体内の神経節に潜んだ水痘帯状疱疹ウイルス(Varicella Zoster Virus)が原因で起きる帯状疱疹は、子どもの頃に水疱瘡になったことがある人に起きるといわれる症状ですが、女性の場合、特に50代からの発症率が増えます。

 「帯状疱疹の発症が増える理由は“更年期だから”ではありませんが、加齢で免疫力や抵抗力が低下すると、体内に潜んでいたウィルスが皮膚表面近くへ移動して発症が増えるのです」と平田先生。そんな平田先生が力説されるのが、「肌を強くするためには、バランスの良い食事で栄養をとり、日焼けを避けて保湿ケアを毎日何度でもすること」。体の免疫力を上げて、更年期を乗り越える肌を作りましょう。

クワバタオハラ
肌に大敵なのは日焼け。冬でも日焼け止めを塗って肌を守りましょうね!

肌トラブルに効く植物系プロダクト

 欧米では、肌トラブルの解消には副腎皮質ステロイドなどの薬を使うことが一般的ですが、その方法だと肌への負担も大きいため、植物ハーブ由来のものを代用する人たちが増えています。植物由来の商品の中でも欧米で人気が高いプロダクトをご紹介しましょう。

麻から抽出したCBDオイル

 日本でも使う人が増えてきたCBDオイル。麻(ヘンプ)に含まれた成分の一種であるCBD(カンナビジオール)を配合したオイルで、欧米では広く知られています。

 元来、私たちの身体には、ECS(エンド・カンナビノイド・システム)と呼ばれる機能が備わっています。カンナビノイドが全身に分布している受容体と結合し、細胞同士のコミュニケーション活動を支えることによって、食欲や睡眠、免疫だけでなく、痛みや感情、記憶など様々な体内システムをコントロールしています。そのため、このECSの働きが加齢や不規則な生活習慣により低下すると、様々な疾患を引き起こすリスクが高まるそうです。

 そこで、CBD(カンナビジオール)を補って更年期不調に陥った体をもとに近づけようと、欧米では多くの更年期女性たちが経口摂取や吸引、肌にオイルを直接塗るなどの方法でCBDオイルを取り入れているのです。日本でもCBDオイル入りの様々な商品が販売されているので、肌に塗るクリームやローションなど使いやすいものから試してみてもよいかもしれません。

 なお、麻から抽出される成分にはCBDのほかに、大麻(マリファナ)の主成分であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)があります。CBDは麻の茎や種子から、THCは葉や花から抽出され、日本の法律ではTHCの成分が残存した商品を使用することは禁じられています。CBD とTHCは異なるものであり、CBDの使用は日本でも合法です。

インド産の奇跡の木「ニーム」から抽出したオイル

 インド亜大陸の乾燥地帯が原産で熱帯地域に広く分布する木、「ニーム」。正式名称は「メリア・アザディラクタ」(健康を与えるものという意味)、和名は「インドセンダン」で、ニームの種子から抽出した液には「アザディラクチン」と呼ばれる成分が含まれています。

 この成分には害虫をよせつけない効果がありますが、人間が口にする農作物には害がないとされ、ニームが自然に生えている地域では奇跡の木(ミラクルニーム)とも呼ばれて、数千年も昔から虫除けや民間の治療薬として広く使われてきたそうです。

 最近ではニームから抽出したオイルから作られた石鹸やクリーム、ローションなど、肌のトラブルに効くといわれる商品が世界中で販売されています。欧米では肌トラブルに悩む大人だけでなく、病院で処方される薬が強すぎると考える親たちがアトピー皮膚炎に悩む子供たちに使用するケースも増えています。

ニームのおすすめ商品情報などはこちらの記事へ

新・LaLa女性外来『クワバタオハラのゆかいな更年期』

 人気芸人・クワバタオハラのお二人が、女性の心と身体をトータルに診る“女性外来”の医師や専門家と共に、明るく楽しくに更年期を乗り切る術を語り合う女性の元気を応援する番組『クワバタオハラのゆかいな更年期』。 番組のMCをつとめるお二人は、それぞれ3人の子供の母であり、45歳という更年期が気になる世代です。

 1回目(#1)「これって更年期?」2回目(#2)「乳がんのウソ? ホント!?3回目(#3)「眠れない(前編)第4回目(#4)「眠れない(後編)第5回目(#5)「シミ シワ たるみと更年期女性たちの多くが抱える症状について取り上げてきました。

 これからも更年期に伴うさらなる諸症状、たとえば頻尿・尿漏れなど泌尿器の不調や動悸・息切れなど循環器の心配など、様々な症状に合わせて専門家のお話を伺いながら、番組に寄せられた視聴者の皆さんからのお悩みにもお応えしていきます。 QOL(生活の質)を下げることなく、ウェルエイジングのヒントを一緒に見つけていきましょう!

【#6 】「肌トラブル Q&A」

12月18日(土)8:00~8:30
12月19日(日)から再放送多数

出演:クワバタオハラ(くわばたりえ、小原正子)、平田雅子(私のクリニック目白)

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