話題の一冊!『私が私らしく死ぬために 自分のお葬式ハンドブック』

そんな日は訪れない、わけがない

 身近な誰かが亡くなったとき、ふと老いを感じたとき、今の幸せがいつまで続くのかと不安になったとき……「自分が死ぬこと」について考えるきっかけは人それぞれです。

 最近ではお葬式をすることがディフォルトではなくなりつつありますが、それでも死ぬときや死んだあとにはやるべきことがたくさんあります。本書は具体的な死後の手続き、葬儀の平均費用、様々な統計データや最新の遺体処理や安楽死についてなど、「死ぬこと」に関する情報が詰まった一冊。

 今は考えたくなくても、避けては通れないのが「自分もいつか死ぬ」ということ。知らない不安よりも、知って安心できることもある——よりよく生きるために知っておきたい「死ぬ」ということ。概要は下記に。

『私が私らしく死ぬために 自分のお葬式ハンドブック』(定価1430円、編著:rn press/野口理恵)


一章 死ぬ直前のこと
二章 死んだあと、すぐのこと
三章 私らしく死んでいった人たち
四章 明日も前向きに生きるために

死ぬときの呼吸のこと、食事のこと。宗教のこと、費用のこと、お墓のこと。うんざりするような「決まりごと」と、これからの私たちのこと。たくさんの事例を紹介しながら綴るルポルタージュ。

※ZINEで刊行していた初版・2刷が完売となり、装丁をリニューアル

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