やりたいことがあるなら今やろう!「世界一周、親子旅」#12

キャンピングカーとの再会

 こんにちは! 家族4人で世界一周旅を続けているMimiです。旅に出てから今月で2年8カ月、『Go Women, Go!』で連載を初めて1年が経ちました。連載を通して月に1度、旅を振り返ることで、じっくりと自分を見つめ直すことができ、多くの気付きを得ることができています。見たことや感じたことを言語化する難しさを感じることもありますが、まだまだ私たちの旅は続くので、これからも応援していただけたら嬉しいです。

 私たちは約5カ月間のペルーでのバックパッカー旅を終え、無事にコロンビアへ再入国しました。家族と共に旅を続けてきたキャンピングカーをコロンビア南部の街サレントに置いてペルーを旅していたので、キャンピングカーとの再会を心待ちにしていた中、昨年12月中旬にコロンビアとエクアドル間の陸路国境が再開。ようやくキャンピングカー旅を再開できる運びとなりました! 

友人宅に置かせてもらっていたキャンピングカー

なんと、キャンパーに空き巣が!

 さあ、サレントに到着して感動のキャンピングカー再会!となるところでしたが、予想とは異なることが私たちを待ち受けていました。なんと、キャンパーのドアが変形しているではありませんか! ドアを開けてみると中の荷物がぐちゃぐちゃに散乱していました。「あれ、こんなに汚かったかな?」と感じつつ、約半年ぶりのキャンパーの内部がどんな状態だったかの記憶が薄れていて、すぐには空き巣の被害にあったことに気付きませんでした。

キャンパーのドアがこじ開けられていた

片付けを始めると、様々なものがなくなっていることに気づきました。ドローン、バッテリー・チャージャー、キッチン用品、キャンプグッズなど、総額にして約20万円相当の物が盗まれていました。キャンピングカーを停めていた場所は友人宅の駐車場だったので、空き巣に入られることなんて考えてもいませんでした。でも友人は不在が多く、簡素な作りのキャンパーの鍵をこじ開けられるのは簡単なことだと考えるべきでした。なぜ友人に貴重品を預けておかなかったのかと反省したのは、後の祭り……。

 旅をしていればトラブルはつきません。これまで命に関わるトラブルがなかったことは幸いなこと。家族皆が元気でさえいれば、どんなことも乗り越えられる。起きてしまったことを悔やむより、次にどう繋げて経験を活かしていくか。旅を続けるうちに自分でも信じられないくらい切り替えが早くなり、何事も前向きに捉えられるようになったのは、数々のトラブルを乗り越えてきたからに他ならないと思います。痛い出費にはなりましたが、トラブルを教訓にして今後も気を引き締めて旅を続けていきたいと思います。

旅に出てから3度目の誕生日を迎えた長男

 先月末サレントで、長男が世界旅を初めてから3度目の誕生日を迎えました。当日は友人が経営する日本食屋さんにたくさんの友人たちが集まってくれて、皆で長男の誕生日を祝いました。思いがけず、たくさんのプレゼントやバースデーケーキをいただいたり、日本にいる夫の義父母から誕生日プレゼントが届いたりと、皆さんの温かい気持ちに包まれ、長男にとっても最高のひと時となったようです。

たくさんの方々に祝っていただいた誕生日


 バースデーのハイライトである、ケーキの火を吹き消すとき、自分の誕生日なのに「アントニオとユウで一緒に吹き消したい!」、「頂いたおもちゃはみんなで分けたい」と言った長男。誕生日という特別な時間を独占したいと思う子どもが一般的な中で、「みんなでシェアしたい」という気持ちが芽生えている長男に大きな成長を感じました。世界各地で出会った人から頂いたたくさんの愛情と旅の経験が、彼の血となり肉となり、人生の糧となっていると感じる毎日……。旅には出会いと別れがあり、時には悲しくて涙を流すこともありますが、それだけ楽しい時間を過ごし、深く交流できたからこその経験だと感じています。

 長男はオープンマインドに磨きがかかり、国籍や年齢に関係なく新しい環境に飛び込んでいく姿を日常的に目の当たりにする場面も増えました。また、進んでお手伝いをして家族を助けてくれることが増え、心身ともに順調に成長している頼もしい長男を誇りに感じると共に、私たち親が教えることは、もうあまりないのでは……とも感じます。

親ができることは、子どもが安心して遊べる環境作りをすること。また、「こうあるべき」や「〇〇でなければならない」などと親が信じる枠にはめるのではなく、子どもの力を信じて見守れるようになることが大切だと私たちは感じています。いかに親以外の大人や他の子どもたちとの関わりを増やしていくか、そして誰と出会い、どれだけ濃密な時間を過ごせるかが、私たちにとっての今後の課題。それを心に留めながら彼の成長を見守っていきたいと思います。

 私たちの旅はまだまだ続きます。次回は、エクアドルの入国とキャンピングカー旅の様子をお届けします。お楽しみに!

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