編集長のシアトル日記#02

散歩の時、いつも目が合ってしまう人……

こんにちは。Go Women, Go!編集長の村山みちよです。

編集者の仕事って、朝から晩までほぼ座りっぱなし。以前は取材でいろいろ出掛けていましたが、コロナ禍ですべてオンラインになり、お腹が空くまで椅子から立たないという不健康な日々を送っています。

それでは良くないだろうと、気分転換を兼ねて毎日1回、オフィスの周辺を歩き始めました。以前に掲載した小松さんの記事に触発されて、1日8000歩〜1万歩を目指してせっせと歩いたら、ちょっと体重が減ったので(祝)、調子に乗って続けています。

私の散歩ルートは、海沿いの小道から森林公園を通り抜け、住宅地を通ってオフィスに戻るのですが、今はシアトルにもまだ遅咲きの桜が咲いていて心が和みます。

cherryblossom

そして、この桜の木の下を通り過ぎてしばらく行った辺りで、
いつもすれ違う人がいるんです。

晴れの日も、雨の日も、
いつも、ガチで目が合ってしまう人が……。

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この人が誰で、
なぜ、いつも大きな魚を手にしてここに立っているのか、
そんなことは知りませんが、
スルーはしにくい鋭い眼差しです。

だから、彼(たぶん)の前に差し掛かると
「今日も元気そうで良かった」という親しみを込めて、
しかと頷いてから通り過ぎるようにしています。

でも、先日ふと、こう思いました。
この人は、いつもここで何を見ているのだろう」と。

毎日、少し息を切らしながらやってきて、
頷くやいなや、そそくさと前を通り過ぎる私を見て、
彼は一体どう思っているのだろう。

「こいつ、また来たな」と、
ちょっと距離感をキープした感じなのか、
それとも、もっと好意的に
「おぉ、今日も元気そうじゃないか」なのか。

で、どう見えるものか気になったので、
彼目線で私の散歩道を見てみました。

しかし、この写真を撮っているのが私だから、
私が歩いている様子は撮れない(呆)。

なんかできないかなと、
アングルを探して彼の周囲をグルグル周っていると、
右手後方から、ピンと張り詰めた気配が……。

振り返ると、
私の奇妙な行動を凝視しながら、
ちょっと不自然なポジショニングで固まっているリス(笑)。

リスからの視線を真正面から受け、
受けた以上は、こちらもそれなりの視線を返さねばと気合を入れる私。

そして、土俵に上がった取り組み直前の力士のような緊張感で、
双方一歩も引かず、息を止めて見つめ合う。

すると、プツッ…と糸が切れるような小さな音と共に、
リスと静寂がさっと消えて、数秒前と同じような日常が戻ってくる。

数秒間の真剣勝負を終え、
「今日も、なかなかいい取り組みだったな」という、
ある種の達成感と共に、また散歩に戻る私。

と、まぁ、こんな緩いペースの街の片隅から『Go Women, Go!』の記事は毎日発信されています。この説明だと、ちょっと緩すぎかな(苦笑)。

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