海の向こうの流行りモノ #05「日本風カップラーメン」

アメリカ人が推す「日本風カップラーメン」とは?

 アメリカのスーパーマーケット探訪シリーズ、今回はドラッグストアの棚をのぞいてみました。店名にはドラッグ(薬)とついていますが、薬だけでなく様々な雑貨や食品、なかには酒類なども売られているので、アメリカでは大型コンビニエンス・ストアのような位置づけです。

インスタント食品の取り扱いも多く、カップ麺の棚も充実していますが、最近ちょっと気になるのが「日本のカップ・ラーメン」を銘打ったアメリカ製カップ麺の数々。今回はアメリカで売られている「日本風」のカップ麺を紹介します。


店側の意気込みが伝わるディスプレイ

One Culture Foods “Japanese Miso Ramen” ($1.99)

 商品名に明確に“Japanese”の文字を打ち出した「ジャパニーズ味噌ラーメン」。味噌味、スパイシー味噌味などがあり「スープが決めて」との説明文につられて購入。お湯を注いで3分で出来上がるのも、日本製と同じ。

 でも蓋を開けて、びっくり! カップの中に入っていた麺はラーメンではなく、まるで給食のソフト麺。自慢のスープの味もぼんやりしていて、これが「ジャパニーズ味噌ラーメン」として販売されている現状にかなりがっかり。日本企業が作る美味しいカップ麺が、アメリカにも浸透してほしいものです。

カップの中身の「ラーメン」が、こちら。

Annie Chun’s “Shoyu Ramen” & “Spicy Miso Ramen”($4.50)

 アジア系のインスタント麺や照り焼きソースなどのシーズニングのメーカーとして知られるアニー・チャンズ。なかでも「カップラーメン」は同社の主力商品で、味噌や醤油、スパイシー、ビーガン豚骨味の4種類を展開。1個が約500円と、お値段もなかなか。「豚骨なのにビーガンって、どういうこと?」と、編集部のランチタイムに話題を提供してくれました。

Mike’s Mighty Good “Vegetarian Vegetable Ramen Soup” ($2.69)

 ドラッグストアに限らず、全米各所のスーパーで商品を見かけるマイクス・マイティーグッドのカップ麺。クラフト・ラーメンをキャッチフレーズにしているにもかかわらず、こちらもラーメンというより、ふやけたうどんに近い麺が売り。「もしやアメリカ人は、ラーメンとうどんを同じ麺だと勘違いしているのでは?」という疑問が頭をよぎります。何度見ても日本人には美味しそうには見えない(笑)ラーメンの30秒CMはこちら。

 麺を美しく食べるのは、なかなか難しいものですが、たとえカップ麺でも食べ方には気をつけたいものですね。

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