最初のデートは、割り勘が当然?

気になる彼との初デート。支払いは半々?

 ようやく漕ぎつけた、気になるアメリカ人の彼との初デート。
レストランでの会話はとても弾んで、二人ともいい雰囲気に。
しかしお会計のタイミングで、彼がおもむろに「お会計は半々で」と言われたら、あなたはどんな気持ちになりますか?

最初のデートは深い意味がないことも

 男性にお会計を半々にと言われたら、あなたはちょっとがっかりするかもしれません。「デートのお会計は男性が払うもの」という思い込みがあると、そのことだけで「この男性はケチだ」と思ってしまうかもしれません。

 ちょっと残念なお話をしますが、あなたにとって「最初のデート」と思っている食事でも、男性にとっては「単に食事に出かけただけ」という場合があります。アメリカでは最初の食事の誘いには、それほど深い意味がないこともあるからです。

「まずはとりあえず食事をして、彼女と気が合うか確かめてみよう」くらいにしか思っていないことは珍しくありません。

 だから、たとえ彼が最初のデートの支払いをしてくれなくても、過度にガッカリしないでください。あなたと過ごした時間が楽しいと思えば、男性はまたあなたを誘うはず。男性にとっては、その誘いがデートの「一回目」ということもあるからです。

恋人に昇格したいなら、友達を脱却する行動に!

 もしも二回、三回デートを重ねても、一度も彼がご馳走してくれない場合は、彼はあなたを「友達」として見ている可能性が大です。

 「一緒にいて楽しいけれど、あなたは恋人ではないし、友達にご馳走する理由がない」というスタンスなのかもしれません。北米の男性は合理的な人が多いので、これも珍しいことではないんです。

 こういう状況で一歩彼との関係を踏み出したいのであれば、分かりやすく好意を伝えないと、男性側が気づかないこともあります。男性は女性が思うより、ずっと鈍感。恋人に昇格したいなら、友達を脱却する行動に出なくてはいけません。とはいえ、いきなり愛を告白したり、相手に自分との関係を問いただしたら相手に引かれる可能性が高いでしょう。

 例えばじっと見つめてみるとか、ちょっとだけ手に触れてみるとかさりげない形で彼に好意を伝えましょう! そもそも嫌いだったら一緒に何度も食事など行かないはずですから、あなたが恋人に昇格できる可能性は大きいと思います。短気を起こしてすぐに諦めたりせず、あなたの気持ちを気づいてもらいましょう。

逆に彼がご馳走してくれたら、どうすればいい?

 反対に、最初のデートで彼がご馳走してくれた場合、あなたはどのようにふるまえばよいでしょうか?

 その場合はいたってシンプル。「ありがとう、嬉しい。ご馳走様」。これでおしまいです。男性が「この人にご馳走してよかった」と思えるような、とびきりの笑顔でお礼をいいましょう。

 ただし、ここでもちょっと残念なお知らせが。男性にとってご馳走した意味は、それ以上でも以下でもない可能性があります。「ご馳走してくれた=恋人になれるかも」という考えは時期尚早。くれぐれも前のめりにならないように、注意してください。

 もしも早い時間帯のデートであれば、ご馳走してくれたあとに「この後、コーヒーどう?今度は私がご馳走するから」と、あなたから誘ってみるのもいいかもしれません。「あなたともう少し一緒にいたい」という気持ちを彼に伝えるよい方法ですよ。

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