パイロットは浮気しやすい?

やたらとよく聞かれる「誰か良い人いない?」

 みなさん、こんにちは! 
「ねえ、誰か良い人いない?」と、よく聞かれるジョーンズ千穂です。

 突然ですが、「パイロットはすぐ浮気する」と思いますか?

 私たち夫婦は以前から、「誰か良い人いない~?」と聞かれることが多いんですよ。

 女性からは、「素敵なパイロットの男性、デビちゃんの同僚にいないかな?」
 男性からは、私が日本人なので「誰か、素敵な日本人女性いないかな?」
……ですかね。

 それを私たちに聞いてくださるということは、信頼されているような気分になれて嬉しいことですし、私たちが幸せそうだから聞いてくれるのかな~なんて思ったりもするわけです。

 でもね、でもだよ?

 男性の場合は、そう聞いておきながら、こちらが知らぬ間にいろいろな女性とデーティーングを始めていることが多いんですよね(笑)。あ、デーティング(dating)とは、シリアスな仲になる前に複数のお相手とデートを重ねながら、誰がいいかを“品定め”をするデート期間のことです。

 で、独身になると急にSNSのトップ画が本人のピンショットでキメ顔のものに変わる人が多い、というのは私の気のせいでしょうか(笑)? 幸せハンティング中なのでしょうね、きっと。

パイロットは浮気するという定説について

 と、いうのも、何故このお話になったかというと……

「パイロットでも良いんだけど、すぐ浮気するんでしょ?」と、心配している方がいらっしゃったからです(笑)。

 まぁ、一言いわせてもらえば、「そんなに信頼できないような人間とは、お付き合いすらしないほうが良いんじゃないの?」……なのですが(苦笑)。

 答えは、皆さんもお察しのとおり「人それぞれ」です。

 人それぞれですよーーー!笑

 私も、パイロットの知人に自分がよく寄航するそれぞれの国や街にひとりずつ“お相手”のがいること知ってビックリしたこともあります。旅客機のパイロットの場合は、フライトアテンダントと……なんて話もございます。はい、あります。

 でも、秘訣を是非ご教授頂きたいくらい、何十年も仲良く一緒に過ごされているご夫婦も多いのも事実です。

意外だけど結構耳にする離婚の理由 inアメリカ

 私の周りには、デビちゃんの仕事柄、パイロットとその家族が多くが集まっています。最近は女性パイロットも増えているので、奥さんがパイロットっていう家庭もあります。

 デュアル・インカムと言われる共働きの夫婦も多く、パートナーは医者もしくは弁護士だったりと、キャリアのある方同士で夫婦になっているケースが結構あります。パイロット云々は関係なしに、アメリカでは共働き家庭が結構多いので。

 アメリカでは離婚が多いと言われますが、浮気による離婚より、他の理由の方が圧倒的に多いように見えます。

 子供の教育方針の違いによるすれ違い、政治・宗教的思考・思想の違い、そして意外に多い離婚の理由が、なんと相手の昇進です。旦那のほうが先にキャリアアップして収入が増えたことで、奥さんが「私がキャリアアップできないのは、あなたに合わせて引っ越して、また1からキャリアを積み上げる生活しているからよ! 私の番はいつなの?」と言って夫婦間に亀裂……そしてお別れという、実際に数件、私が目にしたパターン。パイロットは職業的に引っ越しが多いこともあり、それが問題になる場合もあるし、もう純粋に、旦那のキャリアが上がるのが許せないという、結婚相手をライバル視するという、なんともレアなケースだと思いたいケースもありました。

 これには、「女性が活躍できる場の多いアメリカらしい!」と思ったのですが、旦那がライバルなんて、女性が活躍できるチャンスの多いアメリカならではなのかな?

 しかも、それが理由で離婚したパイロットの男性は、「次は精神科医じゃなくて、外科医の女性にしたほうが僕と同じくらいのレベルだから良いかな?」と、これまたぶっ飛んだことを言う人でした(笑)。「本当の愛って、お相手のキャリアで得られるものじゃないですよ」と、お話しさせていただいたのは言うまでもありません。

信仰心と浮気の関連性

 こういう話は、デビちゃん命のわたしからしたら、へーーーー、ほーーーーと、よその世界のお話にしか聞こえないのです……なぜなら!

 デビちゃんは絶対に浮気しないと言い切れるからです。

 それは何故か?
 
 以前もお話したように、うちは二人でひとつ。
 デビちゃんも、ちぽりん命だからです(笑)

 きっと仲良しカップルの方々は、「あら!うちも~!」と、これを読みながら頷いておられるはず(笑)。

 と、冗談のような本音は置いておいて……、本題です。

 これは、私が常々感じていることなのだけど……

 彼が敬虔なクリスチャンであることが大きいかも。
(私もまだ勉強中のクリスチャンですけど)

 いやいや、クリスチャンなんてアメリカにはたっくさんいるし、クリスチャンでも浮気したり、離婚したり、犯罪を犯したりする人だっているじゃん!と突っ込みたくなると思いますが……、

 敬虔なクリスチャンは、人の話をよく聞き、相手を尊重し、理解を深めようとすごく努力します。

 マリッジ・カウンセリング(結婚生活をうまく行かせるためのカウンセリング)など、アメリカでは問題が起こると第三者に解決を求めに行く人が多いんだけど、カウンセリングや話し合いなどでは、その努力の過程に宗教的思想が影響するので、お互いにクリスチャンであったほうが、問題が起こった場合も同じ方向を向いて進めるから解決しやすい……という説もあると言われます。

 そして、クリスチャンにとって、浮気は“sin”(罪)と要約できます。

なので、法律で罰せられることはなくても、神様からは最後に必ず罰せられると信じています。要は「心の罪」ということになるのかな。

そういうわけで、敬虔なクリスチャンのデビちゃんは、きっと浮気しません。それは、死刑に近い罪を背負うことになるようなものだからです(旧約聖書では、浮気は死罪に値する。レビ記:20-10)。

 となると、問題は……わたしか〜!(まだ勉強中だから敬虔とは言えない)

 でも、ま、それもないかな。笑

 何故かというと、とても大切にされているのを心で十分に感じていて、毎日それに感謝しているから❤

 それでは、皆さん、また次回~!

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