やりたいことがあるなら今やろう!「世界一周、親子旅」#13

現地でお世話になった方々からの思いやり

 こんにちは! 家族4人で世界一周旅を続けているMimiです。今回は、キャンピングカー旅の様子とエクアドル入国についてお伝えしようと思います。南米各国の陸路国境がついに再開となり、キャンピングカー旅を再始動できることになった私たち家族。キャンピングカー旅の準備を進める間は、友人のコロンビア人女性アサレーさんが無償で部屋の一室を貸してくれました。また、以前ボランティアワークでお世話になったカルロスさんが、車の再登録や保険の再加入手続きに3日がかりで付き合ってくれて、そのおかげで費用も最低限で済み、無事に手続きを完了することもできました。

 キャンピングカーに空き巣が入るという災難に見舞われましたが、現地の友人たちに助けられ、充実したコロンビア滞在となりました。別れ際、「ここはあなたの家だから、いつでも戻ってきてね」と、声をかけてくれたアサレーさんとカルロスさん。異国の地で、こんなにも親身に家族のように接してくれる人がいることのありがたさを身に染みて感じると共に、まだまだ損得勘定で物事を考えてしまう自分が恥ずかしくなりました。受け取った思いやりをすべて返すことはできませんが、できるカタチで思いやりを次に循環させていきたいと改めて感じました。

世界一美しい教会を見ながら車中泊

 3週間ほど滞在したサレントの街を離れ、コロンビア南部の国境沿いの街イピアレスへ向かいました。イピアレスには、世界一美しいと評されるラス・ラハス教会があります。標高3,000m、大自然に囲まれた深さ100mの渓谷の崖に建てられたラス・ラハス教会は、川をまたがるようにして橋がかけられている素晴らしい立地にあります。

教会
イピアレスにある世界一美しいと評されるラス・ラハス教会

 「なんでこんな場所に教会が?」と思われる方も多いかもしれませんので、その由来をお話ししましょう。約250年前、聴覚障害がある女の子が、この場所で暴風雨に出くわし、石垣へと避難した際、その石垣の壁にあるシルエットが映り、それを見た女の子は「女の人が私を呼んでいる」と指をさして、初めて話をしたそうです。そのシルエットは聖母マリアと言われ、聖母マリアが出現した場所として言い伝えられているとのこと。奇跡の治癒場として、最初は洞窟に礼拝堂が作られたそうですが、徐々に現在の形へと変わっていったようです。

 この教会の近くで車中泊ができる場所を探していたところ、教会のメインエントランスとは反対の場所にある、教会を見下ろせる好立地な場所を発見。車を置いてもいいか地元民に確認したところ、可能とのことで、車を置かせていただきました。  

 こんな素晴らしい立地に泊まることができるのも、キャンピングカー旅ならでは! コロンビア最後の夜は美しい景色を見ながら一夜を過ごしました。自由に好きな場所に行けて、好きな場所に泊まることができ、存分に景色を楽しめるキャンピングカー旅。その自由度の高さはもちろんのこと、世界のどこにいても自分たちの布団で寝られて、自炊ができるため、家族全員が自分の家のような居心地の良さを感じられる……。これぞキャンピングカー旅の醍醐味!という時間を味わっています。

世界旅、第7カ国目のエクアドルに入国!

 コロンビアを離れ、世界旅の第7ヵ国目となるエクアドルに入国しました。振り返ってみると、陸路での国境越えは実に1年5カ月ぶり。陸路での国境越えは、自分たちの足で旅を進めているという感覚があり、島国日本では味わえない旅のロマンを感じられます。

エクアドルの国境を陸路から

 エクアドルは南米大陸の北西部に位置し、北はコロンビア、東と南はペルーと国境を接し、西は太平洋に面した赤道直下にある国です。南米大陸の中では国土は小さく、日本で言うと本州と九州を足したほどの大きさだそう。実際にドライブしてみると、小国とは思えないほど自然が豊かで、地球のエネルギーを感じるダイナミックな景観が印象的でした。

地球の真ん中を家族でまたぐ!?

 エクアドルの首都キトから車で約40分の場所にある、「Mitad del Mundo(赤道記念碑公園)」へ行ってきました。 Mitad del Mundoの意味は、「世界の真ん中」。エクアドルという国名も、スペイン語の赤道という言葉から由来しています。この場所には、北半球と南半球を分ける赤道が引かれており、記念碑が建てられています。この場所に来た観光客が必ずやるのが、北半球と南半球をまたいでの記念撮影。私たちも、家族全員で赤道をまたいで思い出の一枚を撮影しました。

家族揃って「世界の真ん中」で記念撮影

 また、この赤道記念碑公園では、地球の不思議を感じる面白い体験をすることができるのです。赤道直下のこの場所では、なんと「細い釘の上に卵を立てる」ことができるのです! 現地の人たち曰く、北緯南緯0°地点から南北1km以内でしか出来ない現象だそう。息子たちも興奮した様子で卵を釘の上に乗せ、地球の不思議を体験しました。

「釘の上に卵が立つ」という世界の不思議を体験中

 息子たちがこの思い出を理解する日はもう少し先になりますが、家族みんなで実際に地球を旅していると実感することができて、良い思い出となりました。

 私たちの旅はまだまだ続きます。次回は、ペルー入国とペルーで遭遇したハプニングについてお伝えします。次回もお楽しみに!

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