秋の風景は色鮮やかに
もう11月だというのに、このところ日中は小春日和のような暖かい日が続いています。最近知ったのですが、小春日和って晩秋から初冬のころの穏やかな気候を指す言葉なんですね。てっきり春のことだと思っていました(汗)。
この時期、朝晩の寒暖差に秋を感じます。この寒暖差があるから、葉っぱがきれいに紅葉するのですよね。青々とした木々も好きだけれど、鮮やかな赤や黄色に木々が紅葉した風景は「今しか見られない」のでワクワクします。
だけど実は私、紅葉を見るために名所といわれるところへ出掛けたことがないんです。なぜかというと、人が多いのが苦手だから……(苦笑)。名所は写真や映像で見るだけだったけれど、今年は頑張って見に行ってみようかな。
紅葉狩りって、なんで狩り?
見ごろの紅葉を鑑賞することを「紅葉狩り」って言いますが、なぜ見るだけなのに「狩り」なのか不思議でした。梨狩りとか苺狩りのように、紅葉の葉っぱを採るのかなぁって。
せっかくなので調べてみたら、紅葉狩りは奈良時代から平安時代に貴族の間で広まったそう。貴族たちにとって歩くことは上品ではなかったため、野山へ紅葉を鑑賞しに行くことを「狩りに行く」と表現したことが由来なんだとか。江戸時代の中期には、桜のお花見のように庶民たちがお酒やお弁当を持ち込んで紅葉を楽しんでいたそうですよ。私も紅葉を観ながら、お弁当食べてみたいです。
秋の楽しみといえば、これも!
女性は芋、栗、南瓜が好きなんて言われますが、私も例にもれず大好きです。私の中では栗が不動の1位なんですが、さつまいもや南瓜のホクホク感もたまりません。
さつまいもの収穫シーズンに思い出すのは、保育園のときの芋掘り。畑までみんなで並んで歩いて行き、芋掘りを楽しんだことを今でも覚えています。びっくりなのが、その様子を描いた私の絵が今でも家に残っていること! 人間とさつまいもがほぼ同じサイズで描かれていて、子どもだった私は芋をそのくらい大きく感じたのでしょうね。大人になってから一度だけ芋掘りをしたことがありますが、年齢に関係なくみんなで楽しんで、ほのぼのしちゃいました。
さつまいもって、干し芋や焼き芋、大学芋などいろいろありますが、皆さんはどんな食べ方が好きですか? 私は中学生の時にスイートポテトを初めて食べて「こんな美味しいお菓子があるんだ!」と衝撃を受け、何度か手作りしました。見た目は不格好だったけど家族で美味しく食べました。そうそう、お味噌汁に入れても美味しいんですよね。また、どこかで芋掘りしたいなあ。
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