風薫る五月
五月といえば、風薫る——
それって、どんな匂いなのでしょうか。
「風薫る」とは、初夏のさわやかな風のことを言うそうです。
つまり、五月にはいい匂いがするってことですよね。
いい匂いっていうと
新緑の匂いとか、作物が育つ土の匂いとかかな。
思いっ切り深呼吸したら、さわやかな気分になれそうです。
柏餅は美味しいだけじゃない?
柏餅は江戸時代に生まれたそうです。
古くから柏の木は神聖な木。
五月頃に新芽が出ることから
「跡継ぎが絶えない」にかけて子孫繁栄につながり
端午の節句に食べられるようになったとか。
私は布団派なんですが、
敷布団を二つに畳むとき「柏餅みたい」って思ったこと、ありませんか?
布団を二つ折りにして、その中に寝ることを柏餅と呼ぶんですって。
それを知って妙に柏餅に親近感が湧きました(笑)
立春から数えて八十八夜
春から夏に変わる節目、立春から数えて八十八夜。
この頃は気候が安定するので
種まきや田植えの準備、茶摘みなど農作業に最良で
しかも「八十八」夜を組み合わせると「米」という字になるので、
農業をする方々が五穀豊穣を祝う日だそうです。
「八十八夜」には末広がりの「八」が2つも入っていて縁起が良いので
「八十八夜」に摘み取られる新茶を飲むと一年を災いなく過ごせるとか。
お茶は大好きなので、たくさん新茶を飲んで災いのない年を過ごしたいものです。
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