
性格が正反対な母娘の暮らし
私たち母娘は全く性格が違います。
お母ちゃんはおとなしくて、あまり自己主張をしません。
自分より他の人を優先しがち。
私はというと、
自己主張しまくりで自分優先(汗)。
そんな私ですが近頃は
私の意見ばかり優先してはいけないと思うようになりました(今さら?)。
たとえば、種類の違うお菓子が2個あったら
お母ちゃんが食べたい方を先を選んでもらったり、
半分こしたお菓子なら、大きい方をお母ちゃんに渡したり。
それでもお母ちゃんは「あんた食べたい方、食べ」と言って
私に譲ろうとしてくれます。
でも、出かけることに関してだけは、ちょっと違います。
お母ちゃんは車の運転ができないので
ちょっと遠くへの外出は私頼み。
「行きたいところがあったら遠慮せんと言いや」と伝えてあるのですが、
何度そう言っても、性格なのでしょう。
行きたい場所を言うのではなく、私の様子を観察しながら遠回しに
「そろそろ〇〇の時期やなあ」などとひとりで呟くのです(笑)。
お母ちゃんが行きたい場所(たとえば近隣市の産直市場)はたいてい私も行きたいので
できるだけ私の方から「〇〇に行こうか?」と聞くように心がけています。
それでも私が疲れていそうだと(私は態度に出るのですぐわかる)
出かけたい場所があっても「あんた疲れとったら、かまへんで」などと気を遣うお母ちゃん。
母娘2人で一緒に出かけられるのも、お母ちゃんの体が元気なうちだから
私がもっと言い出しやすい環境を作らないとなあ。
第15話『遠慮せんと』


母娘とはいえ毎日一緒に暮らしているので気遣いは必要ですが、遠慮ばかりしていたら行きたいところ、やりたいこと出来なくなってしまうので、お母ちゃんにはあまり遠慮しないでなんでも言ってほしいなあと思っています
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