「人を応援する人は応援される」
もう覚悟決めよし

「どうすれば幸せになれる?」「老後のお金は足りる?」何歳になっても悩みは尽きず、ひとりではなかなか前に進めない……。そんなあなたの背中をバシッと押してくれる頼もしい京都の姐さん、なかまつ小百合先生の痛快連載コラム。あなたのお悩み、何でしょう?

自分は何もせずに人からもらおうとしても……

人を応援する人は応援される
人にしてもらうこと待ってるよりも
人にしてあげることに夢中でいたら
めっちゃええ事ありまっせ

世間には、他人を応援せえへんのに
応援してもらうことばかりを期待してる人が多いな。
人になんかしてあげたら損するとおもてんのか?

きっと、そういう人の頭ん中は「損か得か」しかないんやろな。

交流会とかに行っても効果ない、費用対価悪いっていうて辞めはる人は
「自分は他人のサービス受けたんか?」
「ひとの商品に金払たんか?」っていう人も多いわ。

人に自分を知ってもろて
応援してもらお、とおもたら、
まず、
その人が喜ぶことしてあげなあかんやろ。

そらな、
その人が応援に値する、ええ仕事してるんか
その人が人として好感持てる人なんか、もあんねんけどな。

私は人の応援するのが大好きやねん。
でも頼まれて応援するのは苦手や。
その人の仕事に感動したら、
その人のスンバラしい仕事を
みんなに伝えたくてしょうがなくなるねん。

そういう時ってほんま次から次へと言葉が体の中から出てくるし
目の前のしなあかん仕事、飛びのけて書きたくなるねん。

その人の仕事に感動したら応援する

私は京都で異業種交流会も主催してる。
そこでの応援の仕方はこうや。

初めてうちの交流会に来はる人の仕事を事前に体験する。
セッションを(もちろん有料で)受けたり
美容師さんやったら、パーマあてにいったり。

そら、ゲストの全員、 毎回事前にできるわけではないけどな。
できるだけ、 そうしたいと思えるねん。

その人のサービスや技術がどんなもんやったかを
リアリティをもって、みんなに紹介したいんやな。

初対面の人を普通そない関心を持ってみいひんし
覚えへん。

でも、私の体験談を通して伝えたら興味持ってくれはったり、
「それ、私もやりたい!」って思ってくれはるかもしれへん。

そしたら、うちの交流会に来た人は、嬉しいっておもてくれはるかもしれへんやん。

みんな、初めてのところに来るのは気が重いねん。
その気の重さを「楽しい」とか「嬉しい」に変えたいんやな。

人を喜ばして生きていこうや

人を応援せんと、自分の応援ばかり望む人は
一言で言ったら
「自分のことしか考えてへん」人や。

ケチで、つきおうてもおもしろない人や。
きっと自分の話ばっかりして人の話は聞かへん、とか
そもそも人には興味ない人かもしれへんな。

そんな人間、
付き合いたいと思いますかいな。

人を利用することしか考えへんもんに
誰が応援したろ、と思うかいな。

人を応援する人は、応援される。

人からもらうことばっかり期待するより
人を喜ばして生きていこうや。

魅力的な人になって人気者になろうや。

目の前のお金より
人を幸せにして自分も幸せにする。

大きな野望をもって生きていこうや。
日々のささやかな応援を積み重ねていくと
とんでもなく楽ちんに
幸せになれる方法をみにつけられるよ。

それは実は
めっちゃお得な生き方とも言えるんよ。

なかまつ小百合『悩める貴女にお金の作法教えましょ』書影バナー





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