人生は、いつからでも飛べる

年を重ねることは「制限」が増えることではない

 年齢を重ねると、出来なくなることがたくさんあります。私自身も最近は、「無理がきかなくなったなぁ」と思うことが増えました。

 たとえば若い頃のように、徹夜で仕事することは出来ないし、一日中外出して飛び回ることが億劫に思うことが増えた気がします。良かったはずの視力も低下し、眼鏡なしには車の運転が出来なくなりました。「将来こんなことをしたいな」と考える時間よりも、「将来に備えてXXXXしなくちゃ」というように物事を考えることも増えました。そんな時には、「あーあ、若い頃はもっといろいろ出来たのに……」という言葉が浮かぶこともあります。

 でも、年齢を重ねることは、決して「制限」が増えることではありません。加齢から物理的に難しくなることが増えたとしても、それが、みなさんの「人生そのものに対して、大きな制限を与える理由にはならない」と思うのです。

いつからでも、自分の空を飛ぼう!

 たとえば、ずっと主婦だったある女性は、50歳を過ぎてからシャンソン歌手になりました。医者として長年働き、引退後に夢だった書道家の道を歩きはじめた女性もいます。

 40代後半で離婚してシングルマザーになったある女性は、今はホームページのデザイナーとして活躍しています。その女性は若くして結婚したので社会人経験はほとんどなく、コンピューターを一度もいじったことがなかったそうです。

 航空関係の仕事をしていたご主人を震災で亡くしたある女性も、「人生はいつからでも飛べる」ということを教えてくれた人のひとりです。この女性は50代半ばでご主人を亡くし、私とはじめて会った頃は大きな悲しみの中に身を置いていました。しかしある日、「夫が愛した空を自らも飛ぼう」と決心。そこから必死に勉強し、訓練を受けて、58歳でセスナ機のパイロットになりました。彼女の話は、私たちに不可能なことなどないと教えてくれる気がします。

挑戦する心を押し殺さないで

 人はどんな状況下にあっても、どんな年齢になっても、新しい人生を始めることができるものです。「出来るわけがない」、「そんなことは自分には絶対に無理」と何でも悲観視することは簡単です。実際のところ、そういう人のほうが多いようにも感じます。

 しかし、先ほど申し上げたように、年を重ねることは決して「制限」が増えることではありません。その「制限」を決めているのは、自分自身なのです。年齢を言い訳にして、人生そのものから逃げないでください。胸の奥底に眠る「挑戦の心」を押し殺しているのは、他でもない自分自身ということに気づきましょう。

 あなたはいま、自分が望む美しい「空」を飛んでいますか? 「誰でも飛べる」ということが真実なのであれば、あなたはどんな空を飛びたいですか?

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