話題のお惣菜宅配サービス、さっそく注文!

 先日、GWGで取り上げたアメリカの人気スーパー、トレーダー・ジョーズの「Japaneseが商品名についている商品(海の向こうの流行モノ)」。読者の皆さんからの反応がとても良かったので、『アメリカ人気スーパー、トレジョの日本愛』という題名で、Go Women Go!のオフィシャルClubhouseイベントを行ったのですが、これがまた大盛会に。白熱トークが繰り広げられたのですが、そこである方が「最近、日本のお惣菜のサブスクを行っているお弁当屋さんがニューヨークにあって、かなり美味しい」というお話をして下さいました。

 現在は米東海岸を中心としたサブスクリプション・サービスなので、残念ながらGWG編集部があるシアトルからは注文できません。でも、そんな美味しそうな情報を無視することは出来ないということで、当サイトでは「パスファインディング」「婚活ブートキャンプ」を担当しているバージニア在住の私が、このお惣菜を注文して試してみることになりました。

 日本食があまり好きではないという残念な夫と暮らしている私は、「日本食、恋しいな」と思っても滅多に日本食を作ることも、日本食レストランに行くこともありません。なので、そんな中で立ったこの白羽の矢はまさに役得としか言いようがない(笑)。「がんばっていれば、良いことってあるもんだなぁ」と、とてもラッキー&ハッピーな気分になったのでした。

アメリカに浸透している「ミール・キット」文化

 アメリカでは、「ミール・キット」のサブスクが浸透しています。日本でもオイシックス社などがミール・キット販売をしていますが、アメリカでも実に様々なキットが販売されています。私は肉を食べないので、以前はベジタリアン用のミール・キットを利用していたことがありますが、「オーブンに入れて温めるくらいの手間で、美味しい料理が楽しめる」という手軽さが、とても魅力的でした。

 しかしアメリカでは、星の数ほどミール・キットは売っていても、日本食のミール・キットは皆無という状態です。そんな中、今回お惣菜を注文したBentOn(べんと・おん)社では、5月からミール・キットのサブスクリプションを始めるそうです。

 ウキウキして頼んだのは、本格サブスク・サービス開始前の「お試し注文」。当面は地元ニューヨークのほか、ワシントンDC、ニュージャージー州、コネチカット州、ペンシルベニア州、デラウェア州、メリーランド州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、オハイオ州、そして私が住むバージニア州が宅配地域です。今後はサービス地域の拡大も計画中ということで、イリノイ州やインディアナ州などの候補地があがっている模様。在米日本人にとっては、こういうサービスは涙が出るほど嬉しいですよね。アメリカ在住の方、これからアメリカに移住される方は、要チェックです!

驚愕!優秀すぎた、BentOnの味

 今回、私が注文したのは、「US和牛極上手ごねハンバーグ・オニオンソース添えキット(12.50ドル)」、「豆腐ハンバーグ2つ入り(3.5ドル)」、「さばの味噌煮(4.5ドル)」など数点です。日本食が苦手なアメリカ人の夫も大好きなハンバーグには特に期待を膨らませながら、お惣菜の到着を待ちました。

 届いたお惣菜は冷凍ではなく冷蔵配達で、温かい状態で頂くものは湯煎にかけて温めます。ハンバーグには日本スタイルのポテトサラダやグリル野菜もついていて、ボリュームたっぷり。お惣菜が到着した日には、夫と子供たちはハンバーグ、私はさばの味噌煮を頂きましたが、日本食材店もないようなバージニア州の片隅で、こんなに美味しいさばの味噌煮を食べられるなんて思いませんでした! 5セット購入して、ひとつだけ温めた「豆腐ハンバーグ」も大人気で、「もう1個ないの?」と聞かれるうちに、キッチンに戻ってはセットを温め続けるハメになり、結局1日ですべてなくなってしまいました(合計10個を完食!)。

「BENTO FOR ALL」がアメリカの食を変える日

 同社オーナーの古川徹さんは、日本で大学を卒業後、オレゴン州ポートランドに留学。その後、ご実家が経営する『あづま給食センター』でキャリアを積み、2006年よりニューヨークでお弁当&ケータリング事業などを展開されています。ミール・キットはコロナ禍ではじめたビジネスだそうで、これから更なる市場拡大を目指されているそうです。

 アメリカは、残念ながら日本に比べて「食が貧しい」と思える部分がたくさんあります。私たち日本人にはバランスよく様々な食材を頂く習慣がありますが、ともするとアメリカでは「マカロニ&チーズ」、「ピザ」などの単品オンパレードな食生活を送っている人が少なくありません。そんなアメリカで事業展開を続ける古川さんが大切にされている企業理念は「BENTO FOR ALL」。様々な人が抱える食に関する社会課題を、BENTOという日本の古くからある伝統的な食スタイルを使って解決することをミッションにしているそうです。

 同社のお惣菜は、管理栄養士がしっかり監修しているという徹底ぶり。忙しい人たちが手軽に栄養バランスが良いものを食べることが出来る社会にすることは、アメリカ社会で必要とされていることでもあります。世界に飛び出した日本の方が、そんな社会の現状にも目を向けた上で日本の「よいもの」を世界展開されているのは、同じ日本出身者としては、ちょっと嬉しくなります。日本食を「美味しいでしょう!?」という矢印で一方的に展開することはいくらでも出来るでしょうが、海外現地で愛される文化の輸出を本気でしようと思ったら、「海外現地の課題」に寄り添うことも大切です。「真のクールジャパン」って、恐らくこういうことだろうと、ちょっと感じました。

 家族みんなで、BentOnを楽しめたので、古川さんに「私、テキサス州に引っ越す予定があるので、是非テキサスでも展開してください!」と直談判してしまいましたが、「興味をもっている州です!」という回答をいただけて、ちょっとわくわく。夫の「日本食苦手」もBentOnのハンバーグなら問題なしということで、今後もちょこちょこ利用させていただけたらなぁ、と思っています。

 もうすぐ始まるサブスクリプション・サービスは、お届けサイクルを週に1回、2週間に1回などフレキシブルに選べて、値段もニーズに合わせて70ドル、100ドル、120ドルから選べる予定。BentOnにご興味のある方は、下記のバナーをクリックしてお店を覗いてみてくださいね。

 

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