妻子持ちとの恋。ひょっとして不倫体質?

気づけば、不倫ばかりを繰り返しています

 ニック先生、こんにちは。大阪在住、秀美です。もうすぐ43歳になるのですが、ここ10年ほど、気づけば不倫ばかりを繰り返しています。たまたま好きになる人が、みんな妻子持ちなんです。意図してそうしているのではないのですが、残念ながら私の年齢で魅力的な独身の男性は、ほぼ皆無。「素敵だな」と思う人は、すでに誰かの所有物です。

 オトナの恋と割り切って、今まではそれほど悩みもなく過ごしてきましたが、私もまだギリギリ結婚できる年齢だと思っています。「家族をもつ」という幸せを諦めたくはないんです。だからこそ、不倫ばかり繰り返してしまうのは良くないと思っているのですが、どうしていいのか分かりません。

 現在の彼も妻子持ちです。毎月2回ほど会ってお食事をし、ベッドに行くものの、彼には帰る場所があるので朝まで一緒に過ごすことも、土日にデートを楽しむことも出来ません。辛くて、せつなくて、ときどき叫びたい気分にもなります。どうしたら不倫癖から抜け出して、幸せになれるでしょうか? 私のように年齢が高くなった女性が男性と親密になりたい場合には、不倫をするくらいしか手立てはないでのでしょうか?

不倫の恋に走る典型的な女性とは?

 秀美さん、こんにちは。ご相談の内容、ちょっと、ため息が出そうになりました。妻子持ちとの恋には、「誰かが泣く」という結果が必ずついてくる……秀美さんは、そのことを意識されていますか?

 「大好きになった人に、たまたま奥さんと子供がいた」――あなたの言い分は分かります。

 「オトナの恋と割り切ることも、ときには必要」――確かにそういう場合もあるでしょう。


 「家族をもつという幸せを諦めたくない」――その思いは、ぜひ叶えて欲しいと願います。


 こうした言い分や願いには、秀美さんの身勝手さがにじみ出ています。厳しい言い方をしますが、ご自身のことしか考えていらっしゃらない。不倫の恋に走る女性の典型的な言い分ばかりです。

 不倫の恋に走る女性というのは、残念ながら自分軸でモノを見がちになり、周囲に与える影響まで俯瞰できないことが多いようです。「毎回たまたま妻子がいる人と恋に落ちる」という言い訳はよく聞くのですが、そんな方の多くは「困難な恋」に酔いしれていたり、ひどい場合には「スリル」を楽しんでいるかのような発言を無意識になさることが毎度気になります。秀美さんのメールに「素敵な男性は誰かの所有物」と書かれていますが、そもそも人はいかなる他人も「所有」することなど出来ません。

 日米の差はあるかもしれませんが、私のクライアントさんのケースを取ると不倫を繰り返す女性はだいたい30代が多いようです。そういう女性たちは不倫に未来がないことも気づいてはいるので、「人生のパートナーがいない不安」を感じる年齢になると、秀美さんのような悩みを持つケースが増えるのです。そうした女性たちには毎度言ってきていることですが、秀美さんにも今回、同じ言葉を伝えたいと思います。

 「秀美さん、これを機に不倫はやめましょう。」

 今のままでは望んでいるはずの幸せも遠のくばかりです。理由は2つあります

不倫の恋では、幸せになれない2つの理由

 まず第一に既婚男性との不倫は、女性にとって不利しかありません。ご結婚を望んでいる場合、彼の家庭を壊さない限り、彼との将来はありません。秀美さんもおっしゃっていますが、朝までその人といることも、週末に一緒に出掛けることも難しいことが多いでしょう。そんな状態で妊娠をしたら、あなたはどうするのでしょうか?

 次の理由は「加害者」になる可能性がある点。奥さんとの問題だけならともかく、あなたとお相手の男性の行為が、お相手の男性の子どもに一生消えないような「傷」を与える可能性もあります。「今は離婚する夫婦が山ほどいる」と開き直る人もいるでしょうが、子どもが親の離婚で得る心の傷は計り知れないものがあります。あなたとお相手の関係によって、誰かが傷つくことになる……秀美さんはそれでも良いのでしょうか?

不倫の恋に走るなら、この覚悟を持って!

 それでも「たまたま好きになった人が妻子持ちで、相手の男性も自分との将来を望んでいる」とおっしゃる方に、私も会ったことはあります。その時の私のアドバイスは、「だったらどこまでも身勝手を貫いてください」でした。

 個人的に私は、妻子がいながら不倫をするような男性を快くは思いません。自分の家族をないがしろにする「けじめのない男性」が、女性を幸せにできるとも思えないからです。

 しかし二人の恋が真剣で、「誰かをたとえ傷つけても、自分たちが幸せになりたい」とおっしゃるのでしたら、それも「人生の選択」なので、第三者が止めるまでもないわけです。不倫の恋に走るなら、罪悪感すら感じないほどの身勝手さを貫き、誰よりも幸せになり、傷つけた人たちにが生活に困らない面倒を見ること、これに限ります。

 私は不倫体質とおっしゃる女性には、結婚相談所の利用を毎回、提案しています。理由はそこでは「既婚者」には出会えないからです。また、将来を共に出来る人を探したいというのなら、これほど適したサービスはないと思うからです。

 幸せとは、誰かから何かを奪うことで成立するものではありません。そのことを冷静に一度考えてみて欲しいと願います。

おすすめ記事