仲良し夫婦を実現する③:デート

夫婦で「お出かけ」してますか?

 今回で3話目を迎える「仲良し夫婦を実現する」シリーズ、これが3つ目のお話です。これまで「今さらできない」と思うことほど、実はとても大切だということをお伝えしてきました。それが夫(妻)との「ふれあい」、「会話」、そして「デート」です。

 この3つが減ることで生じる心のすれ違いは、とても多いもの。そして、これらは残念ながら、本当は夫婦の間ではとても大事なものなのに、結婚生活を続けていくと時間とともに減ってしまうものだったりもします。

 今回のテーマは「デート」。みなさんは、どのくらいの頻度で「夫婦でお出かけ」していますか? 

「家」は、お互いのことには集中出来ない場所である

 仕事柄、いろいろな方とお話しする機会がありますが、連れ添っている期間が長く、かつ子供がいる方の大半は「夫婦二人で出かけるなんてことは、ほぼないです」とおっしゃるケースが多いようです。お子さんがいないカップルの場合も、結婚から数年経つと「買い物くらいは一緒にいくけれど、恋人だった頃のドキドキするようなデートは、ほとんどない」という方が増えるようにも感じます。

 確かに恋愛していた頃に感じたような「いつも一緒にいたい」的な高揚感を、結婚後も維持していくことは難しいかもしれません。私も結婚しているので分かるのですが、「日々の生活」という現実に向き合うと、こと「夫婦でデートをする」なんてことは、どうしても優先順位が低くなってしまいます。それでも夫婦が仲良くしたいのなら、あえて「二人だけの時間を作る」、「しかも家の外で!」というのは絶対に必要なことなのです。

 その理由は、家の中で話すと雑多なことにとらわれて、本来は向き合うべき「相手」に集中できないからです。電話が鳴ったり、子供が叫んだり、犬や猫が遊んでと近寄ってきたり。テーブルの上に載った光熱費の請求書だったり、読まずにおいてあった新聞が気になったりと、家の中というのは夫婦にとって、実は「お互いに集中しづらい要素が最も多い場所」でもあるのです。

 私が「外でデート」というのは、そのためです。お互いの近況を語り合うだけの時間お互いの話だけに耳を傾ける時間。それが私が挙げている「デート」の定義です。というわけで、同じデートでも自分だけにに集中してしまうような「映画を見に行く」などは、この場合には最も適さないことをお伝えしておきます。

まず、デートのハードルを下げましょう

 こんなことをお伝えすると、今度は「今さら二人で話すことなんてない」とおっしゃる方や、「お互いに向き合うなんて、ちょっとシンドイ」という方もいるかもしれません。特に夫婦仲が冷え始めていたり、長らく「同居人」のような感じで夫婦生活を続けてしまっている方にとっては、「二人で出かけること」のハードルが高い可能性もあります。

 そんな場合には、まずデートのハードルを下げてみてください。近所の喫茶店で1杯のコーヒーを一緒に飲むとか、10分間だけ近所を一緒に散歩するとか、そんなちょっとしたことからでいいのです。ただ、その時間だけは二人でいることに集中して下さい。携帯電話を見るのも禁止です(笑)。

 長年連れ添っているからこそ、そして、いつも一緒に暮らしている相手だからこそ、人はその相手と真に向き合う時間を疎かにしがちになるものです。けれど、相手の存在が自分のすぐ横にあることは、当たり前のことではありません。人の命が永遠ではないという点からすれば、ちょっとした運命のいたずらで、もしかするとその時間は「束の間」だということもあり得るのです。

 明日を後悔しないためには、「今ある時間」を大切にすることは必要不可欠。せっかくめぐり合い、ご縁あって結ばれた「その人」との関係を希薄なものにしないためにも、ぜひ相手に集中する時間を意図的に取り入れてみてください。

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