50歳過ぎて、バカみたいとは思うのですが

携帯越しい募る想い

 こんにちは。𠮷田薫です。
前回、小説サークルの先生に恋していることを告白しましたが、
新型コロナウイルスの影響で、楽しみにしているオフ会も、ずっと
自粛が続いたままです。オンラインの交流は継続しているのですが
先生に会えないのが辛い……。
若い子でもあるまいし、50歳を
過ぎて、バカみたいとは思うのですが、恋してしまう心に
年齢は関係ないのかもしれませんね。

 会社には普通にいっているし、社会は元通りに戻っている部分も
多いと思いますが、オフ会は必要不可欠なわけではないので、
自粛に収まってしまうことは、仕方ないことです。先週末も本当は
オフ会があったはずの日なので、新型コロナを恨むばかり。

 画面越しで先生のお顔を拝見してはいるのですが、先生に直接会って
話したいという思いは、そんなわけで急激に加速。
最初はオンライン
だけの交流でもハッピーだったのに、一度オフ会に参加して以来、
先生と会えないということが、辛くなっています。

人って欲張りなものですね。

Zoomだから知ることが出来た、先生の秘密

 けれど一つだけ、ちょっといいこともありました。
先日、オフ会を始めてZoomで実施した時のこと。普通のオフ会だと、
座る位置などが遠い場合は、先生の顔を眺めるだけになるわけですが、
Zoomだと、そうもいかないですよね。なので幹事さんの仕切りで、
その日は一人ずつ「趣味、休日何を楽しんでいるか」を話すことに
なったんです。

 人数が20人もいるので、話す時間は一人30秒。私なんかは、
「小説を書くこと自体が趣味です」だけで終わってしまったのですが、
意外な人が「バイクのツーリングが趣味です」と言ったり、
とても綺麗な若い女性が「プロレスの大ファンで髪を振り乱して
普段は応援するんです」と言い出したりと、驚くこともいっぱい!

人って見かけによらぬもですね。Zoomだからこそ、こうした事実は
知ることが出来たと思います。

 そしていよいよ先生の番になったのですが、「秘密にしていたのですが」
といいながら、先生が語ったその趣味! その意外さには、参加者全員が
心底ビックリ。私が先生に惹かれる理由が、また増えてしまいました。

先生の腕が、まるで誰かを抱くように

 先生の趣味は、なんと「チェロを弾くこと」でした。小学生の時から
ずっと続けていることなのだそうです。もしかして、先生は相当な
おぼっちゃまだったのかもしれません。

 一気にみんな盛り上がって、最後には実際にチェロを弾いてもらう
ことになりました。一時は本気で音大を目指したこともあると
言っていました。

 先生は1分程度の短い曲を、チェロで弾いてくれました。これには
本当にうっとりです。音色もさることながら、伏し目がちにチェロを
弾く先生の表情、その腕がまるで誰かを抱くかのようにチェロを包む
様子、骨ばった手で弦を持つ様子……すべてがこの上なく美しく、
官能的に見えました。

 周囲の女性たちも「先生がこんなに色っぽい男性だったなんて
気づかなかった!」と騒いでいましたが、私の心はちょっと複雑でした。

 そこに灯ったのは、小さな嫉妬。
「そんなことに、どうか気づかないで!」と思ってしまう。
両想いでもないのに、片思いの心にと向き合うのは、時に
とても厄介です(苦笑)

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