自分にぴったりの人を探すというのは非効率

運命の人は探せない

 婚活サポートをしていると、とてもよく耳にする言葉があります。それは「なかなか運命の人って出会えないものですね」ということ。そんな時に、必ず「運命の人なんて探せませんよ。自分にぴったりの人を探すなんて、非効率だからやめた方がいいです」と答えるようにしています。そういうと大抵驚かれて、場合によっては大声で「ええええーーーーっ!」と叫ばれてしまいます。

 誰だって運命の人に会いたい。
 そして自分にぴったりの人を探したい。
 けれどそれが無理? 
 非効率? 一体どういうこと? 

 いろんな質問が頭に浮かんでしまいますよね(笑)

結婚とは「選択」。そして、その選択を運命にするのはアナタ自身

 皆さんにお伝えしたいことは、結婚とは運命の人に出会うことではなく「選択」であるということです。そして、その選択をするのは「アナタ自身」ということ。出会った相手を結婚相手として選択し、その人とどうやって人生を歩んでいくかということが「結婚」なんです。

 結婚していたら上手くいく時も、そうでない時もあります。何か上手くいかない、分かり合えないような出来事が起こった時に、「彼が運命の人と思ったのに」なんて言い出したら、結婚生活の行く末はお先真っ暗でしかありません。

 え? 私の結婚ですか? もちろん意見が違ったり、上手く行かない時もありますよ(当然です)。ケンカは滅多にしませんが、「異なる見解への議論」なんかはしょっちゅうです。そもそも夫婦は他人同士。ましてや生まれや育った国が違うわけですから、国際結婚する以上は「おとぎ話のように、結婚したらすべて上手くいく」なんてことはあり得ません(断言できます)。

 けれど自分たちが下した選択の「結果」としての結婚を二人で大切にしていくことは、意見が違おうが、問題が生じようが出来ること。良いことも悪いことも含めて、目の前課題に取り組み、乗り越え、二人で人生を創ってていくことは、素晴らしいことです。

 ここで少し、よくドラマなどにも出てくる、教会での結婚の誓いを思い出してみて下さい。

病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、

互いを愛し、敬い、いつくしむことを誓いますか?

*宗派によって、宣誓の言葉は若干変わります

 自分が選択した相手と、共に立てる誓いに「イエス」ということこそが、結婚なんです。これほど端的に、結婚に必要なことが書かれた言葉はありません(本当に素晴らしいです!)。そう、結婚とは運命の人を探すことではなく、自分が選択した相手と人生を共に歩くことを誓い、共に人生を創造すること。こう説明するほうがしっくりくるし、正しいのだと思います。

運命の人に出会うのではなく、「自分」に出会おう!

 これは国際結婚であるなしに関わらず、そして結婚に限らず言える「そもそも論」ですが、人生とはそもそも自分自身の下す「選択」の連続なのです。目の前の出来事に対して、どんな価値判断をするか、どんな取捨選択を行うか、どんな誓いを立ててそれに取り組むか……。このことに気づかねばなりません。

 私も長い間、そうしたことに全く気付かず、間違いばかりをしたものです。でも、人生のあらゆる選択をする「自分自身」という存在の多様性に気づいてから、間違いに気づいたり、間違っても立ち上がるスピードが速くなりました(それでも人間ですから、いろいろなことを間違えます!)。

 だから皆さんにお伝えしたいのは、「自分自身に出会おう!」ということ。出会い&結婚(というよりは人生すべてにおいて、ですが)に成功する秘訣は、多様な「自分」を理解し、「自分自身」に出会うことがカギとなるのです!

 それでは一体、「自分自身という存在の多様性」とは何を指すのでしょう?本当の自分って何のことでしょう? どうやったらその自分に出会えるのでしょうか?
そのことについては、次回詳しく説明します。

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